MIRAI PROJECT image www.miraipj.jp
CONTENTS

※表示中の内容は、MIRAIプロジェクト第2期まで(平成13年度〜平成17年度)のものです。

■ 用語の説明
[概要に戻る]

 

◆ 半導体MIRAIプロジェクト
  独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)が、「高度情報通信機器・デバイス基盤プログラム」の一環として、我が国の半導体産業の競争力強化と持続的発展に必要な「次世代半導体材料・プロセス基盤技術開発」を推進するために委託実施するプロジェクトで、期間は2001年度〜2007年度の7年間。独立行政法人産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】と、技術研究組合超先端電子技術開発機構【理事長 庄山悦彦】が受託し、産学官連携の集中研方式で研究開発を実施している。参加している企業は24社、大学からも13の研究室が参画している。

◆ 再構成可能(LSI)
  通常のLSIは設計時に機能が決定されるが、FPGAやPLDなどのLSIはシステムに組み込んだ後でそのLSIの機能を指定することが可能となっている。このようなLSIを再構成可能LSIと呼んでいる。

◆ 通信用符号処理
  通信システムにおける符号処理には、通常の算術演算とは異なるガロア体演算を基本とした処理が多く用いられている。具体的には、携帯電話のCDMA(Code Division Multiple Access)に利用されるM系列生成や、各種誤り訂正符号の生成と復号、また、多くの暗号処理においてもガロア体演算が用いられている。

◆ ユビキタスネットワーク
  いつでも、どこでも、何でも、誰でもアクセスが可能なネットワーク環境のこと(総務省「情報通信白書H16年版」より)。この技術の実現により、人やコンピュータだけでなく、すべての「物」がネットワークで結ばれ、日常生活や企業、経済活動などのあらゆる面が知的かつ円滑に進むようになる。

◆ ガロア体演算
  ガロア体は有限体とも呼ばれ、有限個の元からなる集合およびその集合上で定義された四則演算からなる体系である。ガロア体に対する演算は、演算対象も演算結果も限定された有限集合の要素であることから、四則演算のみならず累乗や対数演算なども含めて表検索法などにより簡単化が可能であり、算術演算に比べて少ない計算量で実現可能である。

◆ プリエンファシス技術
  信号伝送において、信号波形の歪みを打ち消すような波形を送信側で生成・付加することで、受信側の歪みを抑える技術。送信側で加える歪みの量は信号を送る伝送路の特性に合わせる必要があり、伝送路の特性が予め分かっている場合にのみ有効な技術である。

◆ 伝達関数
  あるシステム(電子回路、力学系、信号伝送用のケーブルなど)の特性を、そのシステムに対する入出力間の関数として表現したもの。

◆ FPGA(Field Programmable Gate Array)
  再構成可能LSI(上記)の一種で、従来はゲートレベルの再構成機能(後述)を有し機能を指定するデータの保持にSRAMを用いるものを特定する言葉として用いられたが、その後、ゲートレベル再構成可能LSIを指すようになり、現在では再構成可能LSIの広い範囲を指して用いられることもある。

◆ リード・ソロモン符号化・復号化回路
  リード・ソロモン符号は強力な検出・復号能力を持つ、代表的な誤り訂正符号の一つ。その符号化・復号化回路は、イーサネットを初めとする各種通信システムで用いられている。

◆ 疑似乱数発生回路
  疑似乱数の一種であるM系列(最長系列)を生成する回路。 携帯電話などに用いられている通信方式であるCDMA(Code Division Multiple Access)などに用いられている。

◆ 畳込符号化回路
  誤り訂正符号の一種である畳込符号化を行う符号化器。ギガビットイーサなどに用いられている。

◆ クロスバ
  複数の入出力信号間におけるスイッチング技術の一種。M本の入力とN本の出力がある場合にそれら全ての組合せに対応したスイッチが存在するような接続形態を指す。実現にはM×N個のスイッチが必要であり、スイッチング技術の中では最もハードウェア規模が大きくなるが、同時に最も自由度が大きい。

◆ CRC生成・検査回路
  CRCとは、Cyclic Redundancy Checkの略であり、代表的な誤り検出符号の一つ。イーサネットなどに幅広く用いられている。

◆ 並行ペア線路
  電子機器を構成するプリント基板上の配線形態の一種。通常の信号伝送には1本の信号配線とプリント基板全体で共有する接地面との組が用いられるが、この形態では周波数の高い信号が伝送できないため、電磁気学的に整合性のある配線構造が必要となる。平行ペア線路はその一種であり、平行に配置された1組のペア配線を用いて周波数の高い信号を伝送する配線形態である。

◆ バックプレーン
  電子機器や計測器、モジュール化されたプリント基板を複数収納するラックの背面に配置された、収納した電子機器間を接続するための基板のこと。収納した電子機器間の接続には多数の信号線が必要となるため、バックプレーン上には多数の信号配線が配置される。

◆ ゲートレベルでの再構成機能
  FPGA等の再構成可能LSIにおける再構成の単位には、デジタル回路の基本的構成要素である論理ゲートを単位として自由度を優先した再構成方式と、加算器、乗算器、符号化器等のモジュール化された機能を単位としてパフォーマンスを優先した再構成方式があり、前者を「ゲートレベルでの再構成機能」と呼ぶ。

▲TOP


 

© 2001-2009 MIRAI Project. All Rights Reserved.